穏やかな心で人生の終わりの時を迎えられるように

毒親とサイコパス妹というオオタ家で育った私の、事実の吐き出しです

味覚・臭覚なく、頭痛あり

15年ほど前に、妹は38度~39度ほどの熱が何日も続くことがあったが、特に苦しくもなかったらしく、そのまま平気で出勤していた。
そういうことはあまり気にしない性格だった。
だが呂律が回らなくなってるのに、職場の人が気づいてくれた。
脳にウイルスが入る珍しい病気だった。
運良く近くの病院の医師がその病気に詳しかったので、すぐに点滴しながら設備のある病院まで救急車で向かった。
後1時間遅ければ危なかったらしく、ICUに入り一時意識不明になるも生還する。
危なかった日には病院に近い我が家に、妹夫と娘は泊まった。

 

命は助かったが、味覚・臭覚・温度調節機能が無くなって、強弱はあるが常に頭痛がしてるらしい。
味は何を食べてもほのかに甘いだけ。
ドリアンを食べても、まったく味も臭いもわからなかったらしい。
真夏に部屋を閉め切って冷房もかけずに座っていたら、妹夫に驚かれたそうだ。

当時はあまりに可哀想で、こっちからは詳しく病状について質問しないようにしてた。
ぱっと見は健康そうで、目も見え耳も聞こえ手足も普通に動き車の運転も出来る。
でも失ったものは大きい。